2015/08/20

BANCHOP CHAIPHRA [YA DOEN SHOW] c/w SAMAI ONWONG [SAKURA LA KON] 7"



7" / JAPAN / EM RECORDS / EM1143

Soi48 とエムが和モノ&ワールド&エキゾ・ファンに捧げる最強7インチ!!
「ソーラン節」 と「恋の季節」の強烈タイ語カバーをカップリングしての日タイ友好企画!!

イサーン(東北タイ)出身のタイ音楽界の重要人物、スリン・パクシリが60年代後半に手がけた、ルークトゥン(*1)の中でも相当キワドい2曲が本邦初登場。

「ソーラン節(*2)」は、ワールド・ファンに知られる音楽映画『モンラック・ルークトゥン』にも出演した俳優、バンチョップ・チャイプラのファンキー熱唱。ソーラン節がこうなるかと感心するやら呆れるやら、歌詞はニシン漁師さんには申し訳ない衝撃内容に変貌。伴奏は60sルークトゥンの王道パターンだが、リズムが何故かドドンパ(!)

「恋の季節(*3)」はご存知ピンキーとキラーズの昭和歌謡ヒットで、ルークトゥンの革命児、サマイ・オーンウォンによる名(迷)カバー。60年代に来日したサマイ先生が当時ブレイクしていたこの曲に惚れ、帰国後に吹き込んだなんだこりゃキラーカットだ。前半は気合いの怪しい日本語、後半はタイ語で歌い、彼のトレードマークであるケーン(*4)を伴奏にぶち込んだズンドコgroove&国籍不明エキゾ感、ごちゃまぜがキモのルークトゥン妙味を味わうにもってこいの名(迷)演!

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*1:タイの地方の音楽とロック、ラテン、インド、中国、日本、ハワイ等々の音楽を吸収して形成されたタイ独自の歌謡ジャンル。60 年代前半にその名ができた。
*2:タイ語原題「ヤー・ドゥーン・ショー」
*3:タイ語原題「さよなら、サクラ」
*4:複数の竹でできたフリーリードの管楽器。ちなみにJKT写真はケーンを構えるサマイ先生。

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+ 解説・装丁:Soi48(英訳付き)
+ 日本語・英語訳詩
+ ライナー封入

TRACKS:
Side-A: Banchop Chaiphra - Ya Doen Show
Side-AA: Samai Onwong - Sakura La Kon(さよなら、サクラ)

(EM RECORDS公式インフォから転載)