2018/02/24

2/24(SAT) 「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」モーラムユニットDAY

2月24日(土) 「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」モーラムユニットDAY

 「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL.2」最終日は『バンコクナイツ』でお馴染みのモーラム歌手アンカナーン・クンチャイ、水牛に乗る人ことダオ・バンドンも出演する『ルーク・メー・ムーン』を上映。夜はチャウィーワン・ダムヌーン、ポー・サラートノーイ、ポンサポーン・ウパニを招いての人間国宝モーラム・ライブ!渋谷の街にケーンの音が鳴り響く!混雑が予想されますが、当日券も出ます。お見逃しなく!

15:00 OPEN/15:25 START『ルーク・メー・ムーン』(〜17:29終映予定)
映画1回券:前売¥1,500 / 当日¥1,800 (税込 / ドリンク代別)
映画3回券:前売り¥3,600 (税込 / ドリンク代別) ※前売り券のみ

18:00 OPEN/18:30 STARTモーラム・ライヴ(チャウィーワン・ダムヌーン、ポー・サラートノーイ、ポンサポーン・ウパニ、monaural mini plug、エマーソン北村、ザ ・バビロン・バンド)(〜21:30終了予定)
DJ:Soi48/タイご飯:36 chambers of spice
前売¥3,500 / 当日¥4,000 (税込 / ドリンク代別)




ルーク・メー・ムーン Look Maenam Moon 国内初上映
(1980年/タイ/124分/デジタル)
監督:スラシー・パータム
脚本 セーンタイ、パタイ・プーター、ダーラーポーン
撮影 ニワット・シンラパソムサック
音楽 スリン・パークシリ
出演 ピヤ・トラクンラート、ソムチャート・プラチャータイ、ノッパドン・ドゥアンポーン、ダオ・バンドン
提供:Boonserm Kietmingmongkol
© Boonserm Kietmingmongkol
ウボンラーチャターニー県周辺を流れる、イサーンを代表するムーン川で生活する人間について描いた娯楽映画。モンラック・メナーム・ムーンのヒットを受け1980年に制作されたミュージカル調の映画で、ノッパドン・ドゥアンポーン、ダオ・バンドン、テープポーン・ペットウボン、バンコクナイツにも出演したアンカナーン・クンチャイといったイサーンのスター歌手が勢揃い。雄大な自然と人間の動きを見事にとらえたスラシー・パータムによるカットと鬼才スリン・パークシリによる音楽も見逃せない。空族富田克也監督も太鼓判のイサーンの雰囲気を見事に体感できる傑作です。(宇都木景一)
※現存するマスター起因により上映素材の映像・音声の状態が悪くお見苦しいことを、予めご了承ください。


出演者プロフィール



チャウィーワン・ダムヌーン CHAWIWAN DAMNOEN
1945年生まれ。ウボンラーチャターニー県出身の女性モーラム歌手。先祖代々ラオスの王室に仕えた名門モーラム一家出身で、60年代から70年代にかけて絶大な人気を誇ったモーラム楽団、ランシマン楽団の初代歌姫を務めた。アンカナーン・クンチャイ、バーンイエン・ラーケンの師匠であり、86年にはモーラム映画『花草女王』に出演&監修。93年には女性モーラムとして初めての人間国宝となった。伝統的なモーラム歌手の第一人者としてタイを代表するモーラム歌手であり、イサーン人歌手からは母と慕われる存在である。現在、廃れつつある彼女の得意とするウボンラーチャターニー地方独特の節回しは必見。



ポー・サラートノーイ PO CHALATNOI
1947年生まれ。ウボンラーチャターニー県出身の男性モーラム歌手。トーンカム・ペンディーに師事しアンカナーン・クンチャイと共にウボン・パタナー楽団で活躍。その色気のある喉は唯一無二の存在感を放つ。ケーン・ダーラオ亡き今、残された最後の大物男性モーラム歌手として日々ライブ、後進の育成に取り組んでいる。今回チャウィーワンとの男女対での人間国宝モーラム同士の掛け合いは要注目。



ポンサポーン・ウパニ PONGSAPON UPANI
1991年生まれ。コンケーン県出身のケーン奏者。タイ若手ナンバーワンのケーン奏者として活躍。人間国宝であるチャウィーワン・ダムヌーン、アンカナーン・クンチャイからの信頼も厚い。ケーンだけでなく、ピンや打楽器、そしてスタジオ・エンジニアもこなすイサーンの音楽界を背負う新世代アーティスト。



MONAURAL MINI PLUG 
タイの人気ピン奏者テック・ラムプルーンから学んだ日本唯一のピン・プラユック・バンド。電気ピン奏者、真保信得とパーカッション冨樫央を中心に5人で作り出すグルーブはまさに現地そのもの。さらに、ケーン奏者、牛田歩が加入し、現座進行形で発展中。都内の公園、路上、ライブハウスで活動中。
https://monaural-mini-plug.jimdo.com/



Suri Yamuhi And The Babylon Band スリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンド
映画『バビロン2-THE OZAWA-』(監督:相澤虎之助/2012年)のサウンドトラック製作のために結成。映画の主題のひとつでもあるベトナム戦争当時の前線で聞かれた60年代のロック・ポップスを研究し、それらへのオマージュを捧げるアルバム『Exile of Babylon』を2012年にリリース。その後スリヤムヒのボーカルを主軸に据えて、スリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンドとして、日本語による新しいロックを探求し、アルバム『Suri Yamuhi』を2014年に発表。『バンコクナイツ』にも楽曲を提供している。
http://suriyamuhi.com/



エマーソン北村
キーボード奏者として後期のJAGATARA、MUTE BEATに参加。その後もフリーのミュージシャンとして忌野清志郎&2・3's、EGO-WRAPPIN'、斉藤和義、シアターブルック、キセルなど数多くの個性的なバンド・アーティストと共に活動し、’90年代から現在に至る音楽シーンを常に支えてきた。2014年にソロアルバム「遠近(おちこち)に」、2016年にエッセイも収録した「ロックンロールのはじまりは」をリリースし、「エマソロ」と呼ばれる一人ライブではフジロックから古書店の店頭まで、全国をフットワーク軽く巡っている。2月には『バンコクナイツ』トリビュート12インチアナログ盤「田舎はいいねEP」をリリース。
www.emersonkitamura.com



36 chambers of spice
まだまだ知られていない
美味しいものをつくる、ひろめる。
をモットーに本当にエスニック料理好きなお客様に向けてこだわりのエスニック食材の開発を行う食品メーカー。
https://www.36cos.com/profile-1/