2017/12/20

オザワとバビロン・バンド / 田舎に帰れ c/w くふきと乙津理風 / 田舎はいいね

 バンコクナイツの名シーンで流れるルークトゥンの名曲ルンペット・レームシン「田舎はいいね」をなんと!主人公オザワとバビロン・バンドがカヴァー!ルークトゥンの肝と言える歌詞は空族・相澤虎之助が担当。題名の「田舎に帰れ」がしめす通りパイブーン・ブットカン、カン・カールウォンといった名作詞家へのアンサーとも受けとれる内容で良き時代のルークトゥンが日本で蘇る!B面はイギリスでのデビューも果たした特異なシンセサイザー・カルテット、くふきが担当。1月20日発売です。お見逃しなく。



オザワとバビロン・バンド / 田舎に帰れ c/w くふきと乙津理風 / 田舎はいいね
12" / JAPAN / EM RECORDS / EM1172TEP
1月20日発売予定。各1,800円(税別)
 
(EM RECORDS公式インフォから転載)

 「映画館に観客を取り戻す」を旗頭に活動する映画製作集団、空族(くぞく)の最新作『バンコクナイツ』へのトリビュート。リリースはヴァイナル12インチのみ。タイ~バンコク~イサーンとは、桃源郷とは何なのかを音で貴方に問いかける。

第四弾は映画界も激震!? まさかのオザワ&バビロン・バンドが登場!くふき&乙津理風との強烈な対バンで送るルークトゥン名曲「田舎はいいね」競作カヴァー12インチ!シリーズ最大の問題作!?!

そうです、あのオザワ(*)です!『バンコクナイツ』にてタニヤ街でポン引きする姿を最後に消息を絶った元自衛隊員オザワが、その後日本に潜伏し仲間とセッションしていたとは誰が知ろうか?一味が選んだのが『バンコクナイツ』でブレイクした70sルークトゥン名曲「田舎はいいね」の改題カヴァー「田舎に帰れ」だ。歌詞が重要なルークトゥンの精神を見事日本語に落とし込んだ空族・相澤監督の作詞で、録音ミックスを『バンコクナイツ』音響係でもある山﨑巌(バビロンバンド)が行い、この一味どもがとんでもない日本語ルークトゥンを作ってしまった!ありえないオザワ(富田監督)熱唱+シンちゃん等の劇中台詞挿入で空族ファンは悶絶必至だが、stillichimiyaファンには嬉しいYoung-Gの冒頭スクラッチ、更にトリッピーサイケに展開する後半のDEEPダブMIXと圧巻の内容!

カップリングは、イギリスでのデビューも果たした特異なシンセサイザー・カルテット、くふきが詩吟女子のカリスマ、乙津理風(おつ・りふう)をヴォーカルにフィーチャーし、日本語方言を交えた歌謡に和太鼓も入れてビキビキにプレイした変態エレクトロな新民謡ヴァージョン。ワールドミュージック・ファンにも大スイセンのこちらも怪作!!!!!!!!!!!!

*注:オザワは空族・富田監督が演じています。念のため。

装丁:高木紳介(Soi48)

Tracks:
Side A
オザワとバビロンバンド「田舎に帰れ」 (7:46)
Side AA
くふきと乙津理風「田舎はいいね」 (7:18)