2017/04/08

『TRIP TO ISAN : 旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド』発売開始しました!

Soi48こんな感じで旅してきたものが本になりました。『TRIP TO ISAN : 旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド』がついに4月8日発売開始。是非手に取ってみてください。




旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド TRIP TO ISAN

2017年4月8日発売
単行本: B5変形/380ページ(予定)/並製/オールカラー
出版社: DU BOOKS
言語: 日本語
ISBN-10: 4866470127
ISBN-13: 978-4866470122
発売日: 2017/4/8


(以下公式インフォ転載)
祝・空族、富田克也監督最新作『バンコクナイツ』公開記念! !
約5年間の取材期間を通じて収集したタイ音楽のレコード/CDを約700枚掲載したガイドブック。

単に盤を羅列したレコードマニア向けの書籍ではなく、「旅+レコード+現地での出会い」を想起させる写真を多数掲載。
更に、60年代から活躍する現地アーティストやタイ音楽をリイシューしている世界各国のレーベルオーナーなどへのインビューを掲載し、
「タイ音楽の魅力とは何か?」を多角的に感じることができる1冊です。

<主な内容>
初心者でもわかる詳細な歴史&用語解説
7インチシングル500枚、12インチ100枚、タイ現地盤100枚をオールカラーで紹介
レコード発掘コラム
観光ガイドには載らない旅コラム(食べ物、カルチャー)
空族、江村幸紀(エムレコード)、マーク・ジャーギス&アラン・ビショップ(SUBLIME FREQUENCIES)によるコラムも収録

目次
まえがき 旅の初めに
■イサーンについて
・なぜイサーン?/・イサーンの風土と文化/・イサーンの歴史と成り立ち/・アヌウォン王の悲劇と分断されたラオス人/・古のラーオ文化を残す都市 ウボンラーチャターニー
■タイ・イサーンの音楽
■タイ・イサーン音楽のジャンル
・ラムウォン
・レー
・ルークトゥン
・ルークトゥン成立の流れと概要 文・江村幸紀
・モーラム

◎チャウィーワン・ダムヌーン
チャウィーワン・ダムヌーン・インタビュー

◎トーンカム・ペンディー
コラム「史上最高の男性モーラム トーンカム・ペンディー」

◎テープパブット・サティロードチョンプー
テープパブット・サティロードチョンプー・インタビュー 
◎バーンイエン・ラーケン
◎サックサヤーム・ペットチョムプー

◎ダオ・バンドン
ダオ・バンドン・インタビュー

◎テープポーン・ペットウボン
コラム「タイで最初に作られたモーラムのレコード」

◎アンカナーン・クンチャイ
アンカナーン・クンチャイ・インタビュー
アンカナーン・クンチャイ・ライヴ同行記

◎ポー・チャラードノーイ・ソンスーム
◎トーンミー・マーライ
◎クワンチャイ・カーラシン・ユックパッタナー楽団

◎モンルディー・プロムチャック
モンルディー・プロムチャック・インタビュー

◎ケーン・ダーラオ
コラム「ラム・クローンの達人 ケーン・ダーラオ」

コラム「Soi48のレコ掘り日記~バンコク編」

◎ペット・ピン・トーン楽団

ノッパドン・ドゥアンポーン&ナコーン・ポンパープ・インタビュー

コラム「イサーン音楽にまとわりつかれて」「お前スラポン聞いたのか?」文・江村幸紀

コラム「伝説の楽団 チュラーラット」

◎ポーン・ピロム/パノム・ノッポーン 他
◎チャーイ・ムアンシン
◎スアン・サンティ
◎ブッパー・サーイチョン

コラム「歌舞伎町で夢見るイサーン」文・俚謡山脈

◎ワイポット・ペットスパン
◎クワンチット・シープラチャン
◎プルーン・プロムデーン
◎サマイ・オーンウォン

コラム「Soi48のレコ掘り日記~イサーン編」

◎スリン・パークシリ
スリン・パークシリ・インタビュー

◎パイリン・ポーンピブーン

◎ソンタヤー・カーラシン
ソンタヤー・カーラシン・インタビュー

スペシャル・インタビュー「モーラムに魅せられたアメリカ人」
マーク・ジャーギス&アラン・ビショップ(サブライム・フリークェンシーズ)

◎ドイ・インタノン
ドイ・インタノン・インタビュー

◎ホントーン・ダーオウドン
ホントーン・ダーオウドン・インタビュー

◎スパープ・ダーオドゥアンデン
スパープ・ダーオドゥアンデン・インタビュー

◎バーンイェン・シーウォンサー
バーンイエン・シーウォンサー・インタビュー

◎ソーンペット・ピンヨー

◎スントーン・チャイルンルアン
ラートリー・シーウィーライ・インタビュー

コラム「踊るアジア『バンコクナイツ』」文・空族

コラム「電気ピンの発明とピン・プラユック」

■その他の重要アーティスト達
◎ソーンキーリー・シープラチュアッブ
◎シープライ・チャイプラ
◎クワンチャイ・ペットローイエッド
◎カーワオ・シアントーン
◎オーンウマ―・シンシリ
◎ピムチャイ・ペットパラーンチャイ
◎ソッシー・プロムセークサン
◎サーヤン・サンヤー
◎ローム・シータムマラート   他

■レーベル図解
コラム「Soi48のレコ掘り日記~アジアのレコード屋のこれから」

コラム「タイ音楽がタイ以外の国でどう紹介されてきたか?」

タイ語逆引き索引
あとがき


<世界からの絶賛コメント>
自分も含めタイ音楽に興味のある人にとって最高の教科書。こんな本を待ってました。
坂本慎太郎

映画『バンコクナイツ』のためにタイを彷徨っていた頃、Soi48と出会った。このイカれたレコード堀師ふたり組は会うなり、もう調べは着いてますイサーンで間違いありませんと言って我々を彼の地へ導いた。最短距離でのワープは、彼らの人生の成果である神髄が圧縮調合されているゆえそれはそれはドラッギーな体験だったが、悟りの道もモノを極めることに始まり、やがて次の“識”に転じるのだと仏典にもある。みなまで言うまい。本書を携えTrip To Isan!さすれば道はひらかれる!
空族 富田克也

“ 踊れること。根(ルーツ)がブッ太いこと。抵抗の音楽であること。”
これらすべて兼ね備えたアジアの音がイサーンのジャングルから今、解き放たれる!
Soi48が10年を賭けてわたしたちASIANの血脈、ルーツへと遡行したこれはまさに「イサーン・ブラッドラインズ」の軌跡である。
空族 相澤虎之助

Soi 48, (Thai music experts of Japan and the world) have created a stunning chronicle of their years-long journey into understanding the incredible music of northeastern Thailand (ISAN).
A result of full-immersion in the region over the past years, Soi 48 have effectively created a love letter to ISAN in book-form. "Trip to ISAN" serves as veritable encyclopedia of ISAN music, loaded with vital information, interviews, artist and release profiles, and gorgeous photography from their travels and the archives they were given access to. What Soi 48 have done is no small feat – issuing an exhaustive and comprehensive document of some of the greatest music on the planet - taking our knowledge of molam and luk thung music&nbs p;to the next level. Now someone please convince them to release an English language version.
Mark Gergis (Sublime Frequencies / Sham Palace)

It's likely very few people outside northeast Thailand love Isan music as much as the Soi48 crew. And even fewer have covered as much ground in terms of listening, collecting and speaking with the legends of this diverse and historic realm. This book is a rare chance for casual and serious followers of the Thai culture to experience a beautiful bounty of hard-to-find info and ephemera from the country's most misunderstood region.
Brian Shimkovitz (Awesome Tapes From Africa)

looks amazing! I wish I could read the text!!
Zack Bar (Fortuna Records)